松本市の伊勢町は、むかしは一夫通行だったのですが、いまは対面交通の通りとなり、両側の歩道には石つくりの小川もしつらえられ、歩きやすい通りとなっています。都市区画整理前の状況をよく知る私ですが、以前の雑然とした雰囲気と比べ、ずいぶん明るい通りとなったものと思います。
昔は北に向かって左側に音の店ナカガワや名店街があり、右側には日米書店があったのが、いまは左側にパルコ、右側にMウィングとなり、すこし利用層が上がった感じ。大通りから越してきた遠兵はいまはなく、私にとってはすこしさびしい通りとなりましたが、現代人にはよいことなのだと思いました。
その伊勢町通りを歩くと、ビルの陰から上部だけが歩道にせり出して見える赤い影を発見。それは、歩道側に5°ほど傾いて置かれたコカ・コーラの自動販売機なのでした。
ななめの自動販売機は、どれくらいななめまで傾きに耐えられるのだろうか。
足元は一応金具で固定されているようですが、大きな災害が起こる前に、しっかりと設置しなおしたほうがよろしいですなぁ。いや、一刻も早く修正をすべきなんだな。はやく教えてあげなければ!!