駅ナカ43% 自販機で電子マネー 小銭いらず、手軽に飲み物
わたしが読んでいるこの記事は、2010年4月21日付け日本経済新聞。
JR東日本管内の駅構内にある飲料自動販売機では、3月の電子マネーによる決済比率が43.2%となり、2月に比べて4.7%上昇したとのこと。また、電子マネーによる決済単価は126.5円で、現金決済の124.3円より2.2円高くなっているそうです。
日経では電子マネーの決済単価が高い理由についてJR東日本が2月に実施した利用者調査の結果を紹介し、「街中の飲料自販機は100円など低価格志向が強まるが、駅ナカでは便利さ重視のようだ。」と結んでいます。
この2月に実施した調査とは、どうやら(㈱JR東日本ウォータービジネスが2月5,6日にインターネットにより520名を対象に実施した調査で、3月1日付けで公表した「相性抜群!電子マネー&自販機はデフレに強い!?」というものを指すようです。
注目の決済単価ですが、7割強の回答者が現金と電子マネーで単価は変わらない旨を回答していますが、電子マネーの方が単価が安いとする回答者が1%であるのに対し、単価が高くなることがよくある、高いものを買ったことがあるとする回答者はあわせて3割弱で、購入者も決済単価が高くなることを自覚しているようです。
詳しい発表内容はこのとおりなので、あとでゆっくり読んでみることとしましょう。